初心者が買いたい安いリールを比較する!の巻

釣り初心者向け。乱暴に扱っても大丈夫なコスパの良いリールを比較してみた。

初心者が買いたい安いリールを比較する!の巻
前回、初心者が買って後悔しないロッドについてお話しました。

初心者が買って後悔しないロッドはこれだ!の巻
初心者が買って後悔しないロッドはこれだ!の巻
釣り初心者はリーズナブルで万能なロッドを持つべき!釣りを初めた、初めたい方が最初に突き当たるのが、「どんなロッド(釣り竿)とリールを買えばいいんだろ?」という問題じゃないかと思います。僕もまだまだ初心者を抜け切れないでいるんですが、初心者だからこそ出来るアドバイスというものもあるんです。

「今回は初心者用スピニングリールのお話

初心者用ロッドの時も言いましたが、釣り具は「価格と性能は比例」するもの。

リールも同じですね。
高い釣り具を買えば良い性能を手に入れることが出来ると思っていいでしょう。

だからお金に余裕がある人は迷わず最高峰リール、
DAIWAならイグジスト、SHIMANOならステラを購入すれば良いと思います。

参考までに価格ですが、イグジスト7万円前後、ステラは6万円前後となっています。

今回はそんなレベルのお話ではないんです!
こんな最高峰リールを最初に買える人は稀ですよね。
釣りを始めたばかりの方はもっとリーズナブルなリールで全然OK!

今回は初心者が最初に購入したいリールNo.1を決めますww



1.リールは消耗品

いかに良いリールと言えども、リールは消耗品。
ステラだってイグジストだって使ってたら調子が悪くなるし、最悪壊れてしまいます。
そのため、定期的なメンテナンスは必要です。
ちなみに、これらをメーカーメンテナンスに出すと1万円ぐらいかかります。
釣り初心者にとって1万円は大きい。
地面に直置きなんて恐れ多くてできません(笑)

だから、ある程度割り切って、安くてもそれなりに性能のいいリールをご紹介します。

2.安かろう悪かろうは昔の話

近頃では安くても性能の良いリールが多くあります。
ただ、色々なメーカーが安いリールを出しているので、
初心者が選ぶときは日本の2大釣り具メーカーであるダイワ、シマノに絞った方が混乱しなくて済みます。

知名度のあるダイワやシマノであれば、安くてもある程度の品質は期待できます。
そのため、大失敗はしないと思っていいでしょう。

3.ダイワとシマノでは番手が違う

注意したいのはダイワとシマノでは番手の意味が違います。
番手とはイグジスト3000とかステラ4000とかの数字の部分。

どれだけの糸を巻けるかの指標となっています。

例えばダイワだと、3000はナイロンライン4号が150m巻ける仕様。
シマノの3000はナイロンライン3号が150m巻けるものとなっています。

同じ番手でもシマノの方が巻けるラインが少ない=リールのサイズが小さい
ということですね。
そのため、ダイワとシマノの商品を比較する場合はこの番手の違いに気を付けて下さい。

釣り業界ではこういった単位が色々あって、初心者を混乱させます。
いろいろ大人の事情があるんでしょう(笑)

4.ダイワとシマノの安いリールを比較しよう

まずはダイワブランドからご紹介。

ダイワの廉価版リールといえば、ジョイナスクレストレブロスといったところでしょう。
番手は最も汎用性の高い3000番で比較しました。

品名 自重 ギア比 最大
ドラグ力
ベアリング
(ボール/
ローラー)
参考価格
16ジョイナス 3000

posted with カエレバ

260g 5.3 4kg 1/0 2,500円
16クレスト 3000

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270g 4.7 4kg 4/1 4,700円
15レブロス 3000

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290g 4.7 6kg 4/1 7,000円

続いてシマノブランド。入門用のアリビオからエアノスセドナでしょうか。
ダイワ3000番と同じサイズである4000番で比較しました。

品名 自重 ギア比 最大
ドラグ力
ベアリング
(ボール/
ローラー)
参考価格
11アリビオ 4000

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365g 5.1 6kg 1/1 4,500円
16エアノス 4000

posted with カエレバ

335g 5.2 8.5kg 2/1 4,700円
17セドナ 4000

posted with カエレバ

320g 5.2 8.5kg 3/1 6,000円

シマノの方が全体的に重いですが、ドラグ力はありますね。

5.初心者が最初に購入したいリールNo.1は?

以上、6品目のリールを比較してみました。

どれを購入しても釣り初心者には充分な性能かもしれませんが、
僕がオススメできるリールは「ダイワ クレスト 3000」に決定!

理由は価格とベアリングの数のバランス。
この価格でボールベアリング×4、ローラーベアリング×1というコストパフォーマンスの良さ。

ベアリングは回転部分の抵抗を減らすためのパーツで、多いほど巻き心地が軽くなるもの。
通常はベアリングの数に比例して価格が上がっていくものです。

ベアリング数が全てではないですが、最初のリールを選ぶ指標としては考慮してもいいでしょう。

ちなみにシマノのステラは14個のベアリングを使用しています。(笑)
これはこれで過剰かもしれませんけどね。

今回は3000番で比較しましたが、初心者であれば2500番というのも選択肢に入りますね。

ただし、これらの安いリールの耐久性に関しては高級リールにはおよびません。
高級リールはやはり素材やパーツにもこだわり、性能も耐久性も一級品ですので、
安いリールは壊れたら買い換えるというスタンスで使ってもいいかもしれません。
だってステラの価格でクレストが10個以上買えるんですもの。

2018.09追記

ダイワから新たに発売されたコスパ抜群のリール、レガリスLTも別記事で特集しています。
レブロスをご検討されている方、必見です。