ロッドの固着が自分で直らなかったから修理に出してみた!の巻

ロッドの固着。釣具屋さんで修理ってどうやるの?困っている人のために体験記を記します。

ロッドの固着が自分で直らなかったから修理に出してみた!の巻

振り出しロッドが仕舞えなくなる!

こんにちは。MMYです。

前回の釣行の撤収時に振り出しロッドを仕舞おうとしたら、

「戻らない!」

ジリジリと結構な力を入れてもダメ。

とりあえず、現場で作業すると折ってしまう可能性があったため、

その場は長いまま帰宅し、冷静な精神状態で畳めるかチャレンジしてみる。

ロッド固着3
被害にあったのはDAIWALAZY T86ML-6

こいつは買って1年ほどのパックロッドで、

僕の主力ロッドとして活躍してくれているんです。

18,000円ぐらいだったかな。僕のロッドの中では最高級品。





固着を知る

「固着」とは振り出しロッドの場合、ロッドが必要以上に伸びてしまい、戻らなくなる現象。

継ぎ竿の場合は継ぎ目が外れなくなることのようです。

どんなときに起きてしまうかというと、

竿の出しすぎ、砂がついていた、雨の日の使用など。

そう、この日は雨の日だった。

濡れたロッドは繋ぎ目が滑りやすく、必要以上に伸びてしまうという。

固着の外し方

固着の外し方は大きく分けて2種類。

1)ゆっくりと力を入れて、ねじりながら上下に力を入れていく。

すべり止めと、力が入りやすくするために、ゴム手袋をして作業をすることがベスト。

2)ロッドの尻栓を外してトントンと竿を軽く下に打ち付ける。

その他にも、カーボンはねじりに弱いとか、

継ぎ目を氷で冷やしてから作業するとか、

CRC(潤滑油)はするな、とかしろ、とか。

色々情報がありましたので合わせて記載しておきます。

ロッド固着4
結局、この方法では戻りませんでした。

僕のパワープレイでガイドの接着が外れてしまいましたが、こちらもあとで直すとしましょう。

タックルベリーで修理

もはや僕の手に負えないのです。

多少の費用がかかってもLAZY君には現場復帰してもらいたい。

ネットで調べると「釣具屋やメーカーには専用の固着外し機がある」という。

でも、どうやって釣具屋に修理に出すんだろう?

この辺の情報がネットには載っていない。

疑問が色々と湧いてくる。

・修理って、釣具屋チェーン店でもやってくれるの?

・店頭でスタッフが直してくれるってこと?

・費用はどのくらい?

ということで、釣り具の修理が初体験の僕は

家から一番最寄りの釣具店、タックルベリーに電話してみる。

タックルベリーであれば中古釣り具を扱っているお店なので、

このような固着の修理なんてことも日常的にやってるはず。という思惑。

答えは「直るかどうかはわからないけど、お店に持ってきてくれれば見ますよ」

とのこと。

やったー。頼もしいぜ、タックルベリー!

すぐにお店に持っていく。

電話応対してくれたスタッフさんが出てきて対応してくれた。

やってくれたことは事前に自分が調べてやってみたことと同じだったんだけど、プロにやってもらうと安心感はあるよね。

まず、滑らないようにゴム手袋をはめ、ジリジリと力を入れながら、ねじりを入れていく。

トントンと、上から軽く落としていく。

どうやら直らないみたい!

スタッフさんが言うには。

「かなりやっちゃってますね」

ロッド固着2

よくある固着の状態だと、通常止まるところから数ミリぐらいが多いそうなんだけど、

今回は1センチぐらい出ちゃってる。

「メーカーに修理を出すレベルです。」とのこと。

そんなことを聞いたら、もうメーカー修理に出すしかないと腹をくくった。

タックルベリーからもメーカー修理を出せるんだけど、2週間くらいかかるとのこと。

キャスティングならお店にダイワが定期的に回って商品を回収しているので、1週間くらいじゃないかなと教えてくれた。

ありがとうございます。キャスティングに行ってみます。

キャスティングで修理

一番近くのキャスティングに入店。

レジにいる人に声をかける。

失敗した。ネームプレートに研修生って書いてある。。。

結局、先輩らしき人を呼び、症状を伝える。

一応、ゴム手袋を使ってやってくれたんだけど、力の入れ方とか、絶対それじゃ無理!って感じでした。

そのぐらいなら、家で僕もやりましたよ。

タックルベリーのスタッフさんはもっとしっかり見てくれたんだけど。

と思って見てたけど、何も言わないでおこう。

結局、キャスティングでもメーカー修理を薦められる。

「だいたい3週間くらいは見てもらってます」

お、タックルベリーの情報と違うけど、まあしょうがない。


一応、上限予算は2,000円にしておき、2,000円を超えるような修理だと連絡が来るような仕組みらしい。

基本的には工賃のみなので、数百円~千円代ぐらいで収まるみたいです。

修理完了

ちょうど1週間後、キャスティングからTELあり。直ったとのこと。

「やっぱり1週間だったんだ。」

受け取りにお店に行く。

「いくら掛かってるんですか?」

と聞くと

「うちのスタッフが直したんで、無料です。」

無料!

しかもスタッフが直したって。

あのタックルベリーの熟練スタッフが諦めた固着をキャスティングのスタッフは直した。

キャスティングさんすいません。先ほど失礼な表記があったことをお詫びいたします。

そしてありがとうございます。

この教訓から、

軽く自分でやって無理そうならお店に持っていくことを心に決めた僕なのであった。

皆さんも、自分でやって竿を折ってしまうリスクがあるのなら、

お店で修理してもらった方がいいと思いますよ。

とても安上がりで、簡単に直してくれます。