何がなんでもコンパクトに!そんなニーズに応えるアジングロッドがありました!
■ライトゲームをやりたい。
こんにちは。MMYです。
最近KINGがDAIWAの「月下美人」というロッドセットを使ってアジングをしています。
ライトゲームでは小さい魚でも繊細なロッドで引きが楽しめたりするので、
楽しそうだなと思って、手持ちのタックル(DAIWA クロスビート965TMFS)で
挑戦していますが、こちらの推奨ルアーウェイトは7gからなので、
1g程度のジグヘッドをコントロールするのは
やっぱりそれなりの専用ロッドでないと難しく感じています。
■振り出し式のアジングロッドはないのか?
ライトゲームの定番といえばアジング。
恐らくソルトウォーターでは最も軽いジグヘッドを扱う釣りです。
まずはアジングを基本としてロッドを探します。
でも、アジングロッドというのは竿先の細さや感度、強度の問題から
ほとんどが2本継ぎ。
何でも振り出し式のロッドが大好きな僕(笑)が
満足できる振り出しアジングロッドはないものか。
同じような悩みを抱えている釣り人もいるんじゃないでしょうか。
特に僕はライトゲームを専門にやるわけではないので、
必要なときにササッと準備できる振り出し式が理想であるのです。
■振り出し式アジングロッドの条件
今回調査した条件は
・振り出し式
・仕舞100㎝以下。
・適合ルアー0.8g~ぐらい。
・予算は1.5万円以下。安ければ安いほどいい。
今回は感度についてはあまり重視しません。
感度重視であれば振り出し式よりも2本継ぎのロッドを購入した方が良いかと思います。
僕はライトゲームの入門として、携帯性を重視した振り出しロッドを5種類、比較してみたいと思います。
■シマノ フリーゲーム
釣りをしたい! いつでも沸き上がるアングラーの熱い思いを叶える、新たな振出竿「フリーゲーム」登場! これまでの普及価格帯振出竿にありがちなダルさや、不自然な曲がりを克服。シマノ振出竿の技術を応用することで、2ピースロッドと遜色ないスムーズで美しい曲がりを実現。(出典:SHIMANO)
アジング対応:S60UL、S76UL
以下、Amazonの評価
一応、推奨ルアーウェイトは1g~というスペックですが、2g程度のルアーからが丁度良いみたいですね。仕舞寸法が70cm前後なので、パックロッドとしては少し長め。それを除けば評価は高いロッドです。
■ダイワ モバイルパック
バスやトラウト、アジングやメバリングといったライトソルトゲーム、船の小物釣りやボート釣りなど、1本で幅広く活躍する汎用性に優れたテレスコピック(振出)ロッド。価格は抑えたいけれど、性能にも極力妥協したくない、しかもマルチに使えるコンパクトなロッドがほしいというアングラーの要求に応えるオールマイティルアーロッド。取り回しのよいEVAセパレートグリップ仕様。(出典:DAIWA)
アジング対応:564TULS、765TULS、615TLS
以下、Amazonの評価
よく折れるという口コミ多数。ですが折れないという方も。商品に当たりハズレがあるようです。モバイルパックというだけあって、50cm前後の仕舞寸法の短さは魅力的。
■アブガルシア クロスフィールド
「クロスフィールド」は、現代のロッド技術を活かし、専門ロッドの機能を持たせながら、これ1本で様々なフィールド・釣り方・ターゲット魚種を狙える、ルアー釣りを始めるにはもってこいのオールラウンドなロッドです。気軽に楽しく、より快適に自分らしく釣りを楽しみませんか。一目でわかるアイテム別対応表を見ながら、あなたのスタイルに合ったベストなアイテムが探せます。細分化された現代だからこその原点回帰。1本のロッドをフル活用して、より多くの魚種を狙ってみましょう!(出典:AbuGarcia)
アジング対応:XRFS-764L-TE、XRFS-604UL-TE
以下、Amazonの評価
アブのロッドは初めてでしたが、思った以上の出来にやるな、という感じですねー。
一番のガイドが離れすぎているというレビューが数件ありました。アブガルシアのロッドは作りが雑だとか、初期不良が多いとか、あまり良い印象がないので、僕はこちらのロッドは見合わせます。
■ダイワ クロスビート
バスはもちろんトラウト、ロックフィッシュ(メバル・カサゴ・ソイ・アイナメ等)、メッキ、アオリイカ、シーバス等、あらゆるルアーゲームの多様なシーンに柔軟に対応できるハイバリューモデル。テレスコピック(振出)モデルのため携帯性に優れ、バッグや車のトランクなどにも収納しやすい。予備竿としてもおすすめ。(出典:DAIWA)
アジング対応:593TULFS、764TULFS、603TLFS、664TLFS
以下、Amazonの評価
【 強度について 】初心者で、扱いが雑な自分が利用しても折れてしまうようなことは無かったのでそれなりの強度はある
例えば初心者でありがちな、リールのベールをおこすのを忘れて、糸が出ない状態で竿とルアーを強く振っても折れることは無かった。(今のところ5回程度釣りに行って何度もこの失敗をしているが、折れてはいない。木に2度ほどぶつけたが取りあえずは大丈夫だった)全くの初心者が「ちょっとバス釣りをやってみたいな」で手を出すには少し高いかもしれないが車が無いなどの条件付きの人は、これを買っておけば間違いないと思う
この価格帯で評価が高いクロスビート。迷ったらクロスビートを選んでもいいかと思います。僕はクロスビート965TMFSを持っているので、出来れば違う種類のロッドにしたいなぁ。
■タカミヤ REALMETHOD コンパクトゲーム GRII
テレスコピック(振出竿)の持ち運びの良さと、ルアーロッドとしての性能を高いレベルで融合させたワンランク上のコンパクトルアーロッド!モデル別にメインターゲットに合わせた専用設計で調子や感度だけでなく質感までこだわりを追求。ルアーだけでなくエサ釣りにも使用可能。様々な釣りにジャストフィットするオールマイティコンパクトロッド。オールFUJI SiCガイド搭載(出典:TAKAMIYA)
アジング対応:605UL、705L
タカミヤのREALMETHODシリーズは釣り具のポイントという釣具屋が手がけるプライベートブランドなんですが、Amazonのレビューがありませんでした。今回のアジングロッドのラインナップとしては値段が9,800円と高い部類に入ります。ですが調べれば納得。
この価格帯としては珍しいオールSiCリングでハイフレームのKガイドを使用。細いラインを使うことが多いアジングでは、ライントラブルが少なくできそうです。
ブランクは国産カーボンを使用。
実はスペック的には一番期待できます。一部の釣り人からは厳しい評価を受けることがあるREALMETHODシリーズですが、僕はこのロッドが一番気になっています。
■振り出し式アジングロッドを比較
振り出し式アジングロッドの有名どころでは先に紹介した5種類が定番になると思います。
携帯性重視であれば5本並継ぎとかのロッドもありますが、今回は振り出し式に絞ってご紹介しました。
それぞれのスペックを比較してみましょう。
5~6ftモデル
品名 | 全長 ft.(m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
自重 (g) |
先径/元径 (mm) |
ルアー 重量 (g) |
ナイロン ライン (lb.) |
参考価格(円) Amazon |
フリーゲーム S60UL |
1.82 | 3 | 71.9 | 90 | 1.3/?? | 1-7 | 2-5 | 6,274 |
モバイルパック 564TULS |
1.68 | 4 | 52 | 83 | 1.3/8.5 | 0.8-7 | 2-6 | 9,855 |
モバイルパック 615TLS |
1.85 | 5 | 46 | 87 | 1.4/9.4 | 1-10 | 3-8 | 9,261 |
クロスフィールド 604UL-TE |
6’0″ (1.83) |
4 | 55 | 89 | 1.1/9.8 | 0.6-8 | PE0.2~0.8 | 6,818 |
クロスビート 593TULFS |
5’9” (1.75) |
3 | 70 | 95 | 1.3/7.4 | 0.8-7 | 2-6 | 6,942 |
クロスビート 603TLFS |
6’ (1.84) |
3 | 72 | 95 | 1.5/8.8 | 1-10 | 3-8 | 6,502 |
クロスビート 664TLFS |
6’6” (1.98) |
4 | 60 | 105 | 1.5/10.1 | 1-10 | 3-8 | 6,891 |
コンパクト ゲーム 605UL |
1.84 | 5 | 48 | 85 | 0.7/10.3 | 0.5-7 | MAX5 | 9,800 |
7ftモデル
品名 | 全長 ft.(m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
自重 (g) |
先径/元径 (mm) |
ルアー 重量 (g) |
ナイロン ライン (lb.) |
参考価格(円) Amazon |
フリーゲーム S76UL |
2.29 | 4 | 67.6 | 110 | 1.3/?? | 1-7 | 2-5 | 7,862 |
モバイルパック 765TULS |
2.29 | 5 | 55 | 96 | 1.3/11.1 | 0.8-7 | 2-6 | 11,340 |
クロスフィールド 764L-TE |
7’6″ (2.29) |
4 | 66 | 104 | 1.5/11.7 | 1-14 | PE0.5-1 | 8,653 |
クロスビート 764TULFS |
7’6” (2.28) |
4 | 68 | 105 | 1.3/10.1 | 0.8-7 | 2-6 | 7,220 |
コンパクト ゲーム 705L |
2.13 | 5 | 54 | 96 | 1.1/11.1 | 1-14 | MAX8 | 9,800 |
なお、アジングロッドの代名詞である月下美人のULでは
先径が0.7mmでルアーウェイトも0.5gからというスペックで、
上で紹介したロッドのほぼ半分となります。
唯一、タカミヤのコンパクトゲームGRII 605ULだけが
月下美人ULと同じスペックを実現しています。
ダイワやシマノでなくタカミヤ。
正直信頼度は図りかねるのですが、
僕はタカミヤのコンパクトゲームGRII 605ULか705Lを購入してみたいと思っています。
耐久性が気になりますが、やっぱりアジングロッドは
どこのメーカーでも折れたというレビューが多いので取り扱いは要注意ですね。
ただ、やっぱりアジングロッドで振り出し式というのはラインナップが少ない(笑)
マルチピースになると選択肢も増えるんですけどね。
■アジングロッドに合わせるリール
1万円程度のアジングロッドに合わせるリールときたら、
ダイワのレガリスLTがバランスが良いかなと思います。
過去にレガリスLTを紹介していますので、こちらも見てみて下さい。