初めて買うクーラーボックスの選び方-DAIWA徹底比較編-の巻

ダイワのクーラーボックスの保冷力・価格帯を徹底分析。迷うならコレ!

初めて買うクーラーボックスの選び方-DAIWA徹底比較編-の巻

事前知識編
http://griffonfc.com/coolerbox-jizenchishiki

ということで、今回は具体的なクーラーボックスの商品について比較していきます。
自分に合ったクーラーボックスが見つかるといいですね。

ダイワの釣り用クーラーボックスのラインナップ

大きく分けてこのようなシリーズになっています。

・プロバイザー
・クールラインαⅡ
・トランク大将Ⅱ
・ダイワ RX
・ライトトランク IV
・スノーライン

その他のシリーズはサイズ展開されていないので割愛します。

型番の見方(ダイワ)

ダイワの型番はこんな表示になっています。

例)プロバイザーHD SU 2700

数字の部分が容量(この場合は27リットル)
SUの部分が断熱素材を表し、下記の表のような仕様です。

品番 断熱仕様 クーラー使用用途
S スチロール 軽さ・使い易さ・保冷力を兼ね備えたクーラーボックスで、
様々な状況で使えるオールラウンダー。
GU 発泡ウレタン 発泡ウレタン断熱材で、軽さを維持しつつ保冷力を高めている為、
スチロール断熱材の保冷力では少し物足りないという方にお奨め。
SU 1面真空パネル
+発泡ウレタン
底面にピンポイントで真空パネルを配置している為、防波堤や磯、
船上など、床面からの熱の伝導を防ぎたい場所での使用に適する。
TSS 3面真空パネル
+発泡ウレタン
断熱効果の高い底面と長側面の3面に真空パネルを配置している為、
真空パネルならではの高保冷クーラーを使いたい方にお奨め。
ZSS
/VSS
6面真空パネル
+発泡ウレタン
6面全面に真空パネルを配置しているため、保冷力が非常に高く、
炎天下での長時間使用や真夏の車中など、とても過酷な条件下での
使用を想定した高保冷力モデル。

下へ行くほどハイスペックとなり保冷力も価格も上がっていきます。



断熱素材を選ぼう

ダイワのクーラーボックスの新たな指標『KEEP』
これは、40℃の環境で氷が溶けきるまでの時間を表したもの。(氷量はクーラーの容量に対して25%)

『KEEP 50』だと氷が溶けきるまで50時間かかるということになります。

例としてプロバイザーHD 2100Xシリーズだとこんな感じ。

S 2100X (スチロール素材) KEEP 50
GU 2100X (発泡ウレタン素材) KEEP 60
SU 2100X (1面真空パネル素材) KEEP 70
ZSS 2100X (6面真空パネル素材) KEEP 80

素材が変わるとKEEPが10時間プラスずつされていくのが面白い。

でも、スチロール素材でも50時間保てばいいんじゃね?(笑)
通常の1日釣行だとスチロール素材でも充分のような気がします。

ただし、利用者に聞くと、真空パネルの保冷力はさすがに相当良いようですね。

いざ、ダイワのクーラーボックス比較(価格・保冷力)

まずは価格と保冷力を比較してみよう。
今回は20リットルクラスのGU(発泡ウレタン)素材で見てみることにしました。
価格はAmazon調べです。(2017.8.24)

プロバイザーHD
GU 2100X
15,199円
定価22,000円
KEEP 60
ライトトランク IV
GU 2000R
12,594円
(定価16,800円)
KEEP 80
クールラインαⅡ
GU 2000
11,532円
(定価14,800円)
KEEP 50
トランク大将II
GU 4000X
20Lクラスが
ないので割愛
ダイワ RX
GU 1800X
12,193円
(定価15,700円)
☆☆☆
スノーライン
S1800
7,527円(OPEN)
スチロール素材のみ。
情報なし

思ったよりも価格差が大きくない印象。
ダイワ RXとスノーラインは旧モデルのためメーカーページの保冷力の基準がKEEPじゃなかったり、情報がなかったり。。。

定価は飛び抜けてプロバイザーHDが高い
かっこいいよね。プロバイザー。
でも、Amazonで買うとそこまで高くない。

「ダイワのクーラーボックスと言えばプロバイザー」とも言えるので、
この価格帯であれば思い切って買ってしまっても後悔はしないでしょう。

保冷力の面ではライトトランク IV GU 2000RKEEP 8012,000円前後。
これがコスパ最高。
横に長いタイプが嫌でなければライトトランク IVはオススメかな。

いざ、ダイワのクーラーボックス比較(サイズ)

今度はサイズラインナップの比較。
自分が狙うターゲットに合わせたサイズを選びたいところです。

目安としてはシロギスやアジなどの小物釣りが中心であれば10リットルぐらい。
クロダイやシーバスなどの40㎝クラスのターゲットであれば20リットルぐらい。
大型の青物などを狙う場合は30リットル以上。

でも、色々な魚種を狙って、クーラーボックスを使い回したいのであれば20リットルクラスをオススメします。大型のブリとか青物以外なら対応できると思いますし、保冷効率も良いかと。

◆サイズラインナップ

プロバイザーHD 16L、21L、27L、35L(トランク)
ライトトランク IV 20L、30L
クールラインαⅡ 10L、15L、20L、25L
トランク大将Ⅱ 40L、50L
ダイワ RX 12L、18L、26L、32L
スノーライン 3L、12L、18L、24L

いざ、ダイワのクーラーボックス比較(オプション装備)

先ほど価格を比較した、20リットルクラスのGU(発泡ウレタン)素材で比較します。
もちろん、SU(1面真空パネル)にランクアップすると、標準装備も変わってきますので、
SU以上になると付くオプション装備については素材を記載していますのでご注意を。

品名 フタ
両開き
座っても
大丈夫
ベルト 水栓 ふんば
るマン
消臭
機能
 その他
プロバイザーHD
GU 2100X
SU ZSS 便利な
ワンプッシ
ュ投入口
ライトトランク IV
GU 2000R
SU VSS 水栓は30L
のみ
クールラインαⅡ
GU 2000
SU フタは取り
外し可能。
水栓は25L
のみ
トランク大将II
GU 4000X
TSS フタは取り
外し可能。
ダイワ RX
GU 1800X
SU フタは取り
外し可能。投入口、
トレー
スノーライン
S1800

20リットルクラスのGU(発泡ウレタン)素材での比較でしたが、オプション装備の充実度ではさすがのプロバイザーHD

自分が何にこだわりたいかによりますけど、僕のこだわりは座っても大丈夫なことと、水栓がついていること。といっても2つとも妥協できるこだわりですけど(笑)

次点としてクールラインαⅡ。価格が安いわりに頑張っていると思います。

保冷力部門でコスパの良かったライトトランク IVはオプション装備が少し物足りないかな。

最終ジャッジ

価格・保冷力・オプション装備でダイワのクーラーボックスを比較しました。

悩むかもしれないですけど、20Lクラスでは

プロバイザーHD GU 2100X
の一択だと思います。

理由は汎用性の高さと、他の商品と比べて価格差があまりないこと。

クーラーボックスって買い換える機会はそれほどないんです。
ここで、3~4000円を節約すべきかどうか。

いや、買っちゃいましょう。