KINGの淡路島ソロ遠征#4 初アオリイカのくせに写真を撮らない大バカ野郎!の巻【釣行記】

釣行No.061 番外編 2018/09/22

KINGのソロ釣行3日目の2。人知れず釣ったGFC初のアオリイカ。写真ないの?

KINGの淡路島ソロ遠征#4初アオリイカのくせに写真を撮らない大バカ野郎!の巻
登場人物:KINGソロ

こんにちは。MMYです。

KINGの淡路島ソロ遠征3日目の夕マズメ編。

1日目、2日目、3日目は下記から



釣行三日目(夕間づめ)

部屋に戻って昼寝をし、起きたのは15時半頃だっただろうか。

窓から堤防を見てみると、既に人がいっぱいだ。

十分過ぎるほど釣果は出せているし、今回は堤防の根元の方で釣りをしてみようか。


堤防の手前寄り、墨跡がたくさんついている場所がある。

今も数人が竿をしゃくっているのが見える。

ここ淡路島は、アオリイカの魚影が濃いことでも知られている。

釣ってみましょうアオリイカ。

ただ、エギングをするには2つの障害があった。

1つはこの淡路島独自のルール。

北に位置する淡路市、そしてここ洲本市は9月いっぱいまでアオリイカが釣れたらリリースしなければいけないルールがある。(南あわじ市は9月21日~解禁)

更に、それ以外の時期についても胴長15cm以下はリリースするのが決まりだ。

そして2つ目の障害、どうやらタチウオがいるとアオリイカはタチウオを嫌がって釣れにくいという情報がある。

初日からタチウオは入れ食い状態(笑)

でも墨跡はある。

釣れたらリリースすればいい。
さっそく堤防に向かうと、一番墨跡が残っている場所がある。

ここでやってみましょう。

この場所は海面までが近く、覗きこんでみると、小さなアオリイカが数匹泳いでる(*^^*)

手のひら、コロッケなどと言われるサイズである。

エギを足元に落として軽くしゃくってみると、反応する。

そしてフォールさせると、抱きに行こうとする。

でも警戒してすぐ離れる。

なるほど、いるねぇ。

タチウオが釣れ始める前なら釣れるかもしれない。

釣れとる?

釣れなくてすぐ飽きてしまった(笑)

まわりも釣れてる様子がない。

隣に入ってきた4~50歳の男性もあっちこっちに移動して探っているようだが釣れている様子はない。
ちょっと暗くなってきたし、ちょっとジグでも投げてみるか。

「釣れとる?」
後ろから60代くらいのおっちゃんが話しかけてきた。

KING「ダメですね」

60代おっちゃん「なんや、エギなげてるんやないんかい」

KING「はい、釣れなくて飽きちゃいました」

60代おっちゃん「墨跡あるけどなぁ」

このおっちゃん、一旦堤防の先端まで向かったようだが、しばらくすると戻ってきて隣に釣り場を構えた。

少しスペースを空けてあげて、先程の4~50代男性も戻ってきたので、3人並んでエギを投げた。

60代おっちゃん「今年のイカはちっさいなぁ。」

4~50代男性「今頃はもっと大きくなっていないといけない時期ですよね。」

60代おっちゃん「タチウオがいっぱいおるからあかんのやろうか。」

4~50代男性「台風がイカも、イカの卵も根こそぎ沖へ流してしまったのかもしれませんね。」

そう、つい先日ここ淡路島は超大型の台風が直撃し、多くの被害が出ていた。

実は先日、昼間に北上して釣り場の偵察に行ったのだが、今回釣り場候補の一つであった翼港は情報通り今尚閉鎖中だった。


かなり被害が大きかったらしく、復旧の目処はたっていないという。

また塩田新島、柵が根元から折れて倒れてしまっていた。

これ以外にも、圧倒的な台風の力を感じさせる被害が所々に見られた。

4~50代男性「前はいっぱい釣れたんだよ。」

60代おっちゃん「この足元の墨跡もこんなもんじゃなかった。一面真っ黒になってたよ。」

4~50代男性「前はコウイカも釣れたんだけどね。最近は見かけなくなったね。」

地元の方の貴重なお話を聞かせていただいた。

4~50代男性「そう言えば、今年はタチウオ当たり年だね。でもね、釣り場は南の方がオススメだよ。ブリや真鯛なんかも釣れるしね、アオリイカもよく釣れるみたいだよ。本当に釣りが好きな人はそっちに行くよ。」

えっ?そうなの?

事前に調べたところによると、あまり魅力的なところはなかったように思えるが。

明日早めにチェックアウトして行ってみようかな?

ホテルに戻ったら調べてみよう。

初アオリ

やや日が落ち初めてきた。

4~50代男性はまた色々なところを探りに行っているようだ。

60代おっちゃん「おうっ、釣れとるな。」

えっ?!

あっ、ホントだ!

竿先が小さく曲がっているようだ。

「ちっさいわー。手のひらサイズやわ。」

あわせは入れずに、ゆっくりゆっくり寄せてくる。

「こらぁちっさいわぁ。リリースせんと怒られてしまうなぁ。」

えー、いいなぁ。自分も釣りたい。

こんな近くでやってるのに、当たりすらない。

「ゴガッ!!」

Σ(゜ω゜)

エギを手前まで寄せてきた時に、大きな当たり!

これはイカの当たりじゃない!(釣ったことないけど)

竿が折れるぅぅ(;>_<;)

と思ったのもつかの間、ラインブレイク……。

何だったんだ今のは。。。

おっちゃん、よそ見してて全然気付いてないし(笑)

辺りが益々暗くなって来た頃、エギにタチウオが食ってくるようになる。

おっちゃん、帰り支度を始める。

もう釣れないだろうと察したようだ。

60代おっちゃん「じゃあな!頑張れよ!」

そう言えば、4~50代男性も姿が見えない。

いつの間にか荷物もなくなっている。

一人黙々と続ける。

もうダメかな。

ボーッとしてエギが着低したまま放っておいて考え事をしていた。

………。

なんか、今引っ張られたような感覚があった気がする。

リールを少し巻いてみる。

ちょっと重いかな?

かけあがり?ゴミが引っ掛かったか?

万が一イカの可能性もある。

ゆっくり、ゆっくり巻いてくる。

あっ、イカだー!\(^^)/

世界最新鋭コンパクトサイズ、手のひらほどもないサイズである。

これも初物!

なんと今回の旅だけで童◯卒業五目釣り達成である(笑)

そんな大事な瞬間をカメラにおさめなかった自分は大バカ野郎である。

そう言えば、サゴシも釣り上げた直後の写真、魚体全体の写真を撮っていない。

釣らせてくれてありがとう(/_;)/~~

感謝の気持ちいっぱいでリリース。

タチウオに食べられるなよ(^o^)/

その後しばらくすると、回りでタチウオの当たりも止まった。

完全に日が暮れるとタチウオはルアーに食ってこなくなる。

ルアーは食わないけど、ワームには食ってくるらしい(^^;

ワームがボロボロになって帰ってくる(笑)


ワームがいくつあっても足りない。

残念だが、今日はここで引き上げることにした。

ここは、アコウ(キジハタ)も釣れるらしい。

今日まで夜釣りはしてこなかったが、明日が最終日、狙ってみよう。

つづく。

【MMY】

初アオリおめでとうございます!

小さいけど一応1000ptつけときますね。

タチウオはもはやノーカウントで(笑)