釣行No.019 2016/6/4
この釣行は伝説として語り継がれるであろう。(名も無き釣り人)
登場人物:KING、MMY 2名(エキシビジョン)
■釣行前
この間のサーフを体験してからサーフをやりたくてしょうがない俺。
サーフのメッカである館山は2人で行くにはちょっと遠いしお金がかかる。
こりゃ安定の銚子ですかね。
と話を持ってったところにKINGの提案
「茨城の海岸なんてどうっすか?」
目からウロコ。千葉しか見てなかったぁ。
調べてみると潮干狩りでハマグリも採れて二度おいしい。
そして、ちょうど大潮。
気象データ | |
天気 | 晴れ |
潮 | 大潮 |
気温 | 最高24℃、最低18℃ |
月齢 | 28 |
気温は中々良い感じ♪
干潮になる9時~10時は潮干狩りしよっと♪
今回のターゲットはヒラメ、マゴチ、シロギス、ハマグリ!
■6/4 0:00 出発
当日、風予報で銚子は最大風速10m。
茨城の海岸は銚子のすぐ北なので、影響あるんじゃないかと不安。。。
そこは我らGFC。気合でなんとか!
■3:30 茨城の海岸 到着
長い海岸の数ヶ所に「ヘッドランド」という部分があり、そこを目指す。
(「ヘッドランド」とは砂が沖に流されないようにするために作ってある人工岬)
独特の形状から複雑な海流が生まれ、魚が集まりやすいそうだ。
もう既に明るい。。。が、風はそんなでもない。
中々面白い地形。
ヘッドランドの石には穴が開いているので、
気を抜くと落ちそうになる・・・。
とりあえず、竿1本はブッ込み仕掛けで置き竿にしておき、1本はルアーで攻めてみる。
このテトラに乗りたいところだが、濡れていてかなりすべる。キケン。
4:24 海からの日の出。なかなか幻想的。
このとき、砂浜沿いを軽の四駆で颯爽と現れた地元のおっちゃん。
「釣れてますか~?」
「いや全然。」
釣りをするわけでもなく、こんな早朝に何をしに来たんだろう。
おっちゃん曰く、震災後、この辺りでは全く魚が来なくなったらしい。
せっかくなのでお話を聞いてみる。
イシモチは全然だめ。
シロギスはまだ早い。
ヒラメは干潮になるとまあまあ。
だそうだ。
「この辺だとどこがいいっすか?」
「今の時期だと鹿島港でワタリガニがいいよ。カニ網で。」
おっちゃんの話を聞いて、KINGと顔を見合わせる。
とりあえず、エサも取られないこのポイントは早めに見切りを付けることにした。
5:00 茨城の海岸撤収(釣り時間 3:30~5:00 1.5H)
潮干狩りができる干潮(9:00)を待たずして撤収。
まあKINGはハマグリに興味がないようなので・・・。
車に戻り話し合い。
鹿島に行くという案もあったが、今回はサーフにこだわりたい。
九十九里まで行ってみることに決定。
■7:30 九十九里の港
九十九里でもいろいろある。
砂浜から投げる。
堤防から投げる。
砂浜では風が強く、難しそうだ。
地形が複雑でなかなか面白い釣り場。
北側の湾内は遠浅で潮が引いてくると潮干狩りができる。
が、ここは漁業権を放棄していないため、密猟となるらしい。
上から見ると、小さいエイ、ベイトフィッシュなどが見えた。
お、期待できるかも。
南側は水深があって、ブッ込み甲斐がありそう(笑)
とりあえずブッ込んでみる。
波、風が結構あり、竿が揺れる。
竿先では当たりの判断は出来ないのだが、さっきと違い、ここではエサを取られる。
KINGがヘチ釣りで針を切られていた。
どうやらフグがいるらしい。
期待するもHITなし。
1時間ほどしたところで、KINGが仮眠。
潮が引いた湾内では、貝を拾う人がチラホラ。
漁協の人?がトラックで見回りにきており、マイクでやめるよう促していた。
拾った貝は漁協が没収。
スキあらば俺も突入したいところだったが、足を濡らすと疲れるので、やめておいた。
結局、見回りにきたのはその1回だけ。
小1時間でKINGが起きてきた。周りも全く釣れていない。
もはやこれまでか。
でも、釣り人もそこそこいるし、ロケーションも悪くない。普段はいい釣り場なのかもしれないね。
10:00 九十九里の港撤収(釣り時間 7:30~10:00 2.5H)
さあ、どうする?
まだ、釣りを全然していない。思い出もない(笑)
今のままでは完全試合達成。
ノーヒットノーラン。
ここは思い切って南房総だ!
フットワークの軽すぎる2人。。。
明日も何も予定はない!
ここから南房総まで
3時間!
長い旅はまだまだ続く。
今日はどんなドラマが待っているのか、まだ何のエピソードもない。
だいたい、何かしらあるもので、今回も期待は膨らむ。
道中、急ぐ旅ではないので、ラーメンを食べる。
一口目、二人が口を揃えて
「しょっぱい!」
千葉県人の味覚はおかしいのか?だいたいラーメンはしょっぱい。
■15:30 南房総の海岸
南房総サーフのヒラメ釣りのメッカ。
ヒラメ、マゴチ、シーバス、ホウボウなど魅力のあるポイント。
しかし、マズメ前、天気は曇ってきて、風は向かい風。
よくテレビで岩礁でヒラスズキを釣っているようなポイントだ。
落ちていたパラソルの骨組みで竿立て!
ここでようやく俺にHIT!!
シロギスか!
クサフグ(16:02)【0PT】
くそう!
初HITまで長い道のりだった。。。
KINGもクサフグを釣り、俺も1匹追加。
ここのクサフグのパワーは半端なく、たちが悪い。
2本針仕掛けの針が2本とも切れて戻ってくる。
しかも、これといって当たりは感じない。
仕掛けを変えるのメンドクサっ!
つーことで、飽きました。
17:30 南房総の海岸撤収(釣り時間 15:30~17:30 2H)
■18:30 館山の護岸
最後の願いを込めて、館山の護岸にやってきた。
ここは車を横付けできて、とても便利。
北側に投げれば風も追い風。
釣り人もチラホラ。クロダイ狙いとエギンガー。
足場は安定
このポイントに来て20分
KINGの竿にHIT!!
ハゼ(18:53)【50PT】
あ~良かった。ハゼがいる。
若干やる気でた。
KINGはこのハゼを泳がせ釣りのエサにして大物を狙う。
「シャッリーン!!」
大きく鳴るKINGの鈴の音。
来たか!
いつもの通り乗らず・・・(汗)
ハゼは頭を見事にかじられていた。
ああ、何だったんだろうあれは。
21:00 館山の護岸撤収(釣り時間 18:30~21:00 2.5H)
■21:00 納竿
【本日の釣りタイム 3:30~21:00 うち8.5時間】
茨城の海岸 3:30~5:00 1.5H
九十九里の港 7:30~10:00 2.5H
南房総の海岸 15:30~17:30 2H
館山の護岸 18:30~21:00 2.5H
2人釣行のフットワークを活かして
北は茨城県~外房~内房と4箇所ハシゴ。。。
推定走行距離500㎞!
KING感謝です。
■21:00 なんで!?
撤収準備をして、荷物を車に積もうとしたとき、
KING 「あれ?・・・・なんで?」
車が開かない!!!
理由はわからないがカギが中にあるままロックされてしまったーーー!!!
「な ん で !?」
自動車保険のロードサービスに連絡して待つ。
強風の夜中の堤防に寝そべる二人。
30分後、ロードサービス到着。
ん?ファミリー?
おっさん、おばさん、子ども、3人で来た。
保険会社提携のその辺の板金屋さん。
明らかにプロではない。
手こずること40分。
解錠。
ありがたいですが・・・もうちょっとなんとか。
最後にこんなドラマがあったなんて!
できれば釣りでドラマを作って下さい。。。
■22:20 帰路
帰路にて0時頃、コンビニで軽く仮眠。
KING的には10分仮眠。
起きると3時wwwww
2人揃って3時間爆睡・・・。
■6:00 帰宅
■釣果
【2位】<0pt> KING ・・・・・ハゼ50pt×1、クサフグ0pt×1、特別ptインロック-50pt |
【2位】<0pt> MMY ・・・・・クサフグ0pt×2 |
あ、勝手にインロックでマイナスしてしまいました(笑)
これで同点です(ニヤリ)
たぶん今日はドコもダメだったんだと思いたい。
千葉のサーフは基本的には波が強いから難しいね。
それにしても今回は鬱になるレベルの釣行だと思います(笑)
ああ、こんな思いをして、
なぜ人は釣りに行くのだろう・・・
なぜ魚が欲しいのだろう・・・
なぜハマグリをとるのだろう・・・
笑
それでも俺はまた行きます!