KINGの淡路島ソロ遠征#1 初タチウオがまさかの爆喰い!これが淡路島のポテンシャルかー!?の巻【釣行記】

釣行No.058 番外編 2018/09/20

KING先生のブログ初執筆。関東とはこんなにも違うものか。うらやましい~!

KINGの淡路島ソロ遠征#1初タチウオがまさかの爆喰い!これが淡路島のポテンシャルかー!?の巻
登場人物:KINGソロ

こんにちは。MMYです。
今回はKINGの淡路島単独遠征の模様をKINGに執筆してもらいました!
KINGにとっては初のブログ。思いもよらず大長編!

釣果はかなり出たみたいです!うらやましい!

以下KING先生の作品です。

釣行前

明日から初の単独遠征釣行。
最近遠征に味をしめてしまった為か、興奮状態で昨日の夜もあまりよく眠れなかった。

平日の2日間休み+土日祝日あわせて5連休の遠征のため、なるべく職場に迷惑をかけないよう、寝不足でフラフラになりながらもなんとかやれる分だけの仕事は終わらせ帰路につく。

今回のプランは、成田空港から香川県の高松空港まで空路を使って移動し、そこからレンタカーを借りて淡路島を目指す。

高松空港から今回目指す目的地である、淡路島の港までは、車で約一時間半だ。

話は戻って、仕事から帰り家に着いたのが22時過ぎ。

行きの飛行機の出発時間が8時半。

逆算していくと、空港に2時間前に到着、自宅から成田空港まで車で2時間、自宅を出発する1時間前に起床と考えると、3時半に起きなければならない。

となると、あと約5時間しかないのである。

我がフィッシングクラブは釣行前日不眠症が蔓延しており、これはもはや不治の病である(笑)

最初の頃は、「今日寝れました?」「全然寝れなかったわー。」なんて会話もしていたが、最近はそんな話もしなくなった。

お互いに寝れてないのは分かっているからである(笑)

遠征となると尚更だ。

というわけで、諦め半分布団に入る。

そして意識が戻ったのが2時半。

「あっ……眠れたんだ(笑)」

さすがに前日からの寝不足もあった為か、珍しく眠っていたようだ。

時間は中途半端であるが、そのまま起きてのんびりと準備をし、出発した。

9/20(木) 6:30 成田空港

特にトラブルも起きず、無事登場手続きも済ませて搭乗口に向かう。

その途中にアナウンスが聞こえてきた。

本日、高松空港は濃い霧が発生している為、着陸の際危険と判断した場合は成田空港まで折り返しさせていただきますのでご了承下さい。」

いやいや、ちょっと待て。

そんな無条件降伏して下さいみたいな言い方(笑)

そんなの了承できるかバカタレ!(笑)

搭乗手続きの時、なんも言われなかったぞ??

まぁ最悪の場合ってことだろう。きっと大丈夫。

そして、飛行機への搭乗を済ませ、いよいよ離陸。

なんだろう、この瞬間がいよいよって感じがして、いつもワクワクする。

やっぱり、陸路で行くより空路で旅すると、旅行に行くんだ!って感じがするよね。

いざ香川県&淡路島へ!

香川県到着~グルメレポート~

約2時間後、予定時刻よりは遅れたが、無事に高松空港に到着。

いやー、良かった。
もし遠征中止になってたら、誰もイジれないくらい落ち込んでたと思う(笑)

先々ネタにはなるかもしれないけどね。

無事に到着したことに、いつも以上の幸せを感じながら、レンタカーも無事に受け取って、いざ淡路島へ!

といきたいところだか、せっかく香川県に来たので、香川県も楽しんでいこう♪

ということで、我がフィッシングクラブでは珍しいグルメリポートである(笑)

いつもマックかコンビニで済ませちゃうからね(^_^;)

香川と言えば、「うどん県」

色々調べてみたが、本当に美味しそうなお店がたくさんある。

だが、今日はうどんではない。

香川県は骨付鶏も有名ということはご存じだったでしょうか?

恥ずかしながら、自分は知りませんでした。

会社の同僚から教えてもらい調べてみると、なんとも美味しそうではありませんか。

ということで、今回は多店舗展開をしている「骨付鶏 一鶴 」の太田店へ。

外観、店内ともになんとも高級そうな雰囲気。サービスも丁寧。


席も広々しており、なんか一人で来るのは場違いな感じがしてしまう(–;)

骨付鶏には「親どり」と「ひなどり」の二種類がある。

せっかくなので両方頼んで食べ比べてみよう。

隣に座っている中年男性は骨付鶏をつまみにビールを飲んでいる。

うまそうだ(゜ロ゜)

平日の昼間からなんて、風情があるにも程がある。

さて、料理が到着。


写真向かって左が「親どり」。

鶏肉では感じたことのない弾力が。

「砂肝」とか厚めにスライスされた「タン」のような食感だ。

そして写真向かって右の「ひなどり」。

こちらはいつも食べている鶏肉の食感だ。

味は両方一緒でガーリックが、ガツンっときいていてちょっとだけスパイシー。

そしてしょっぱい(笑)

料理提供時に一緒に提供されたキャベツは、鶏肉の皿にたまっている脂をつけて食べるらしい。

よしやってみよう。

うん、脂味。

もういいや(笑)

さて、腹ごしらえもできたことだし、今度こそ淡路島へ向かう。

淡路島上陸!釣り場を目指す

今回の目的地は淡路島東側のちょうど真ん中あたりにある。

ただ、ホテルのチェックインまで時間があるので、淡路島を北上しながら釣りができそうなポイントをを見て回ろう。

まずは南あわじ市の灘。

海岸沿いに見渡す限りテトラポットが敷き詰められていて、足場の悪ささえ気にならなければどこでも釣りができそう。

そして、時々ゴロタ浜、小さな堤防がある。

釣れそうな雰囲気出てるなー。

続いて洲本市由良。
面白そうなゴロタ浜があった。

車では途中までしか行けないので、車を降りて歩く。

釣り場に向かうだけでも足場が悪くて一苦労。

ゴロタ浜は本当に歩きづらい。

ここはすぐ沖に離島があるのだが、その島との間の流れが、さっき通ってきた鳴門の渦潮のように複雑になっていて、魚が集まりそうな雰囲気。

ちょっとルアーでも投げて様子も見てみたかったが、下見だけのつもりだったので、タックルは全て車に置いてきてしまった。

石でも投げてみるか。

1投目。

全然飛ばないなー。
肩がなまってるな。

2投目。

「ボチャンッ!」

「ズババァッ!!」

えっ……?!
大きい魚が海面から背ビレ出して逃げてった(笑)

まじかぁ。。。
ここでやってみようかなぁ。。。

でも荷物を車まで取りに行って、また戻ってくるの無理(笑)

こんなところ2往復したら、それだけで疲れちゃう。

車に戻りがてら何度か石を投げてみるが、その後は無反応。

さっきの何だったのかな?

シーバス?

そして車に戻りさらに北上。

途中にいくつか漁港があり、どこも雰囲気は良さそう。
そして16時過ぎ、ホテルへ到着。

チェックインを済ませ、部屋で急いで準備を済ませる。

夕間づめまでまだ時間もあるので、初めての釣り場を探る時間も十分にありそうだ。

釣行1日目(夕間づめ)

さて、やっとこの瞬間がやってきた。

お待たせしました。やっと釣りができます。

焦る気持ちをおさえて

徒歩15秒。

今回目指していた堤防の根元に到着(笑)


実は今回宿泊したホテル、今回目指す堤防のほぼ根元に位置するのである(笑)

なんて最高の立地なんでしょう\(^^)/

ホテルの質は、はっきり言って良くない。

フロントは従業員不在。全ての手続きは隣にある本館で行う。

基本的に放置プレイ。

風呂はユニットバスがついているが、大浴場はこれまた本館。

風呂入るのに、外を歩かなければならないのである。

部屋のユニットバスは場合によっては5分近くお湯が出ない(°Д°)!!

朝食は部屋の冷蔵庫に食パンとサラダが入っている。

朝食付と言うにはおこがましい。

宿泊費は今回一泊6,000円。

安くはない。

でもそれを差し引いてもこの立地。

十二分に満足感を与えてくれる。

今回、運良く海側の部屋に泊めさせてもらったのだが、窓から釣り場が確認できてしまうのである。

アングラーにとって、これほどの好条件は他にないであろう。

話が逸れたが、堤防を歩いて先端にある白灯台に到着。

全長400mくらいかな?

自分以外に堤防には誰もいないので、独り占め状態。

とりあえず最近マイブームのミノーで攻めてみることにする。

キャスト!

とりあえずゆっくり巻いて探ってみる。

ミノーが斜め70度くらいから帰ってくる(笑)

関東の海とは違って、潮の流れが早い。

こんな10g程度のミノーでは太刀打ちできませんわ。

いつもスタメンのルアー達は、今回ばかりは残念ながら出番はなさそうですな。

となると、ジグ系?

根掛かりが嫌で、最近避けて通ってきてたんだなぁ。

でも仕方ない、やるしかない。

渡航前にネットで色々情報を調べたところ、ヒットルアーがメタルバイブってのをよく見かけた気がする。

ここの魚はギラギラ光る系が好きなのかな?

関西のおばちゃんみたいに派手好きなのかな。

関西だけに。。。

とりあえず、まずスピンテールジグを投げてみる。

表層早巻き。

反応なし。

ボトムに落としてから早巻き。

反応なし。

ボトム付近ゆっくり巻き。

軽くシャクって、シャクって、シャクってフォール。

「ガッ、ガガッ」

えっ??

当たってる?

根に当たった衝撃?

もう一度同じように攻めてみる。

「ガッ、ガガッ!ググンッ!」

あっ!乗った!

向こう合わせで乗ってるっぽいが一応合わせを入れる!

「ジーッ!ジーッ」

ドラグをユルユルに設定していた為、いい音を出してくれる。

気持ちいー(笑)

何だろう?なんの魚かな?

早く魚影を見たい気持ちがリールを巻く手を焦らせる。

「フッ…」

あれ?!軽くなった。

バレた??

いや、まだいる。

もうすぐ姿が見えそうなくらい巻いてきたところで、再び抵抗しだした。

キラキラした長い魚影が見える!

タッ、タチウオやんけ!(笑)

そのまま抜きあげる!

無事ゲット!!

まじかー(笑)

釣れるとは聞いてたけど、本当に釣れるとは。

しかも数投目で。

実はタチウオは初めての釣ったのである。

といっても、ルアーを始めて一年ちょっとしか経ってないので、レパートリーは少ない。

いやー、まじか。

感動(>_<)

来て良かったぁ。

着いて間もなくこんな気持ちにさせてくれるとは。

まさかこんなに簡単に釣れるとは思わず、

今回の遠征も飛行機で来てしまったので、釣れても全てリリースのつもりできた。

記念写真を撮って泣く泣くリリース(;_;)

またいつか釣らせてください(/_;)/~~

そして、その瞬間はすぐにやってくる。

同じ攻め方で入れ食いというか、毎投当たる(笑)

タチウオは食べ方が下手くそなのか、1回目の当たりで乗ることがほとんどない。

こんなに毎投当たるとこっちも冷静になってくる(笑)

当たっても慌てない。

ルアーを引っ張るような当たりがあったら合わせる!

これ練習になるなー(笑)

気がつくと二人釣り人が来ていて、彼らもタチウオを釣っていた。

時合いが1時間弱くらい続いただろうか。

完全に当たりも止まったし、恐らく15匹くらい釣ったので、満足してホテルに戻ることにした。

片付けて帰る途中、先ほどの二人が話しかけてきた。

釣り人A「どうでした?」

KING「タチウオ入れ食いでしたよ♪めっちゃ釣りました♪」

釣り人A「あーやっぱりそうですよね……。タチウオばっかりですよね」

KING「(なんだと?!タチウオ入れ食いの何がダメなんだ?!。何言ってるんだこの人?)」←心の声

KING「他の魚も釣りたいですよねー!こんなタチウオばっかりじゃ……」←ハッタリ

釣り人A「はははっ。本当ですよね。」

おいおいまじか。

こんなとこ関東にあったら1メートル間隔で人が並ぶぞ。

タチウオ入れ食いなら、もっとひどいことになるんじゃないか?

それにしても、この堤防は人が少ない。

ここだけじゃない。

さっきまで見て回った場所も、ほとんど釣りしてる人はいなかった。

ここの人達は釣りに興味ないのか?

そういえば石垣島もそうだった。

身近過ぎて魅力を感じないのだろうか。

お陰でのびのび独り占めできるが。

当初は他の場所でも釣りをすることを考えていたが、明日もここに来よう。

ポテンシャルの高さはかなりのものだ。

あっちこっちで海面がザワザワしている。

イワシの大群が時々足元を通るが、群れの規模も、魚体の大きさも関東のものよりも全然大きい。

情報によると、ここは青物も回ってくるらしい。

明日の朝間づめは、青物狙いでいくか。

連日寝れてない分、今日は早めに休んで、明日の朝に備えることにした。

つづく。

【MMY】

タチウオ15匹で軽く見積もっても

2,000pt×15=30,000ptっす!

はんぱねぇ!淡路島!