初めての渡船!むき出しの自然と生命の危機!の巻【釣行記】

釣行No.093#3 2022/4/30~5/3

何事も経験!だけど初回がこの荒波!難易度が高いのではないでしょうか?


登場人物:KING、MMY 2名
 

1日目
"ヘッドライトを選んでいたらブリーデンのネックライトに落ち着いた!の巻"

2日目

3日目 5/2(月) 4:00 初めての渡船

釣り最終日の今日は初めての渡船で磯に渡る。

馬渡島(マダラジマ)の磯に渡してくれるようだ。

3:00 宿出発

4:00 名護屋港集合(21km、40分)

4:20 出航

まだ暗い中、船が動き出した。

湾内は穏やか。

これから始まる冒険に心をワクワクさせつつも、俺は一抹の不安と緊張を感じていた。

数分後、船は湾内を抜け、島へ向かって爆速直進中。

速い!

そして段々と海水を被るようになる。

ん?こんなに被るものなの?

初めてだから通常がわからない。

ちゃんと掴んでいないと危ない。

KINGと話す余裕もない。

数十分後、乗客を最初に降ろす場所にたどり着く頃だろうか。

海のうねりは最高潮、波に合わせて上下する船。

特に前後の高低差はものすごく、気を抜くと海に放り出されてしまいそう。

生命の危険がある分、どんなジェットコースターよりも怖い。

ふとした一瞬に襲う吐き気。

マスクしてたらアブナイ。




早く着いてくれ~。願う。

もう無理~。

15分くらいで着くと思っていたのに、1時間ぐらい乗っている計算。

やっと俺たちの番になり、崖の岩肌に降ろされる。

降りるとすぐに10kgの荷物を持って崖を登る。

早く安定した場所にたどり着きたい。

5:40 磯に到着

船酔いした体に急激な運動は・・・うぷ。

ちょっと休憩。


朝日に向かい爆釣を願うKING氏。

気付いたらライジャケの中に入れていたタバコが濡れて箱が壊れていた。

それだけ過酷だった。この道中。

そもそも俺は高いところが苦手。

テトラポットもビクビクして渡るほど。

それがむき出しの崖を10kgの荷物を持って移動するなんて自殺行為かもしれん。

仕切り直してキャスト。

期待しかないんだけどな。

当たりはない。

トップもシンキングもワームも試したけど全然だめ。

根魚もいない。

ワームのアタリはフグかベラか。こいつらは乗らない。

船酔いの調子はあまり良くならず、船には乗りたくないけど瀬替えを決意。

このままここにいても死ぬだけだ。

10:30 瀬替え?

ヒイヒイ言いながら最初に船から降りた場所に戻ってきた。

船長が回ってきて放送する。

「どこも釣れてないよ~!」

・・・そのままこの場所に取り残された。

帰りは14:00回収。

あと3時間。

あ、いいこと思いついた!

天然のルアーのお部屋。


そのぐらい時間を持て余しています(笑)

1時間ほど休憩。

11:40 ベラング

ちょっと降りたところに竿を出せる場所があったので、

そこで根魚狩りでもするかな~。

お、当たる当たる。

ベラー。

今日最初の魚。根魚はいない。

こんなベラングを1時間程度やって不毛な時間つぶし。

14:00 帰港 

迎えの船が来た。

行きは必死すぎてわからなかったけど、結構大変な場所に降ろされていたのね。

荷物を持ちながらの移動は本当に大変。

心も体も打ちのめされているので、KINGに手伝ってもらいながらなんとか乗船。

渡船で磯は向いていないな~。

話を聞くと結局どこも釣れていないようだ。

やっぱり荒れていたのが影響しているみたい。

運がなかったね。

渡船とは!磯とは!

いい経験をしたと思おう。

渡船料一人6,000円也

本日の釣果

<0pt> MMY
ベラ0pt×2
<0pt> KING

<釣行履歴>
5:40~10:00(4.5H) 馬渡島の磯

16:00 からつバーガー

渡船を降りた我々は3日間お世話になった唐津を離れ、博多方面へ移動。

ご当地バーガー制覇の旅。

今回は道中、虹ノ松原にある「からつバーガー」です。

今まで佐世保バーガーしか制覇していませんのでやっと2か所目(笑)


スペシャルバーガー(チーズ、ハム、たまご、パティ)をチョイス 520円

パンが良く焼かれていてカリカリおいしい。極厚のチーズが入っている。

肉感が少ない。

朝マックの豪華版のようなイメージ。

もっと肉々しいのが好みです。

マックを50点としたら40~50点くらいかな。

17:30 博多へ移動

からつバーガーから1.5時間後。

今日は宴のため、博多で一泊なのです。

KINGが予約してくれたホテルが高級。

大浴場で汗を流し、宴会場へ向かいましょう。

18:30 宴じゃ~!

このホテルが中州のど真ん中。

どこへ行くのもアクセスがいい。

最終日。どれだけ飲んでも問題ない。

明日は釣りせず帰るだけ。

<1件目>

とりあえずウォーミングアップで居酒屋へ。

胡麻サバ、もつ鍋、などなど。

ビールが安い普通の居酒屋。

飲み放題で6,787円。

あれだけ飲んで食べてこれは安い。

<2件目>

無料案内所で紹介してもらったキャバクラ。

最初に付いた二人になんとなくドリンク入れたら、

1時間でお会計19,500円。こりゃ高いばい。

おねいさんもひっきりなしに変わるんで落ち着いて話もできん。

<3件目>22:00

大分出来上がってきました。

こちらは話も盛り上がりいい感じ。12,000円

今回の店で一番良かったかな。

<4件目>23:30

道で立っていたタヌキみたいな子(いい意味で)に話しかけ、案内してもらう。

KINGと二人でダイエットの誓いを立てたようだ。早く結婚してほしい(笑)

6,900円

この店も良心的で悪くなかった。

<5件目>

最後にKINGがマッサージに行きたいというので、お試し500円のお店へ。

こんな時間にやってるマッサージなんていかがわしい。

と思いきや普通にマッサージ。お試しだと5分。

KINGは延長しているようなので、一足先にホテルへ帰還。

1:30頃だったかな。

知らないうちに寝てしまったが、KINGは3:30頃に帰ってきたようだ。

マッサージ店の女の子(台湾人) と飲みに行っていたようだ。

いいな~。なんて言ってたら。

お会計 4万円!

ぼったくられてる!!

そういう話題作りに事欠かない。最後の最後に伝説を残したな。KINGよ。

今回の飲み代は2万3千円。(KINGは+4万)

前回の佐世保の飲み会が5件で一人2万円だったから、それを超える豪遊。

早朝2時に起き、夜中の2時まで。長い1日でした。

5/3(火)9:00 ラストとんこつ

最終日なので朝ラーに繰り出そう!ってことで

徒歩圏内で営業中のラーメン屋を探す。

KING氏が二日酔い気味ということなので、

ソフトな感じかなと思ったら、朝から2杯いっちゃいます!(笑)

常人の考えを越えています。(俺も完食してるけど)


博多ラーメンはかたや 川端店 290円(食べログ3.31)

安い!そしてうまい!

これが290円だったら通っちゃうよな。


元祖ラーメン長浜家 700円(食べログ3.53)

続いてお隣の長浜家。

食べ比べしたら290円の方が塩味が効いていて好みだったな。

はかたやのコスパは最高です。

ちなみに今日は帰りに羽田で醤油ラーメンも食べたので
1日でラーメン3杯のキチガイ食でした。

ちなみに今日は博多どんたくの初日だったみたい。

かろうじてこの朝に練り歩く人を見た。

これは博多どんたくを見たと言っても差し支えないだろう(笑)

さあ、ホテルに戻って帰る準備をしますかね。

13:20 福岡空港発

15:00 羽田空港着

佐賀遠征を終えて

まとめ
・日程:3泊4日

4月30日(土)3:30埼玉発 ~ 5月3日(火)17:00埼玉着
 九州滞在時間 76時間

・総費用:ひとり73,000円ぐらい(飲み代別)
(飛行機+宿+レンタカー5.5万、渡船0.6万、ガソリン0.2万、駐車場0.4万、羽田まで0.6万)

・飲み代 2.3万(KINGは+4万)

・総移動距離230kmぐらい、移動時間:10時間(九州内)※船は除く

・総実釣時間:15時間

・訪れた釣り場:4ヶ所

・食べたラーメン:4食

・最終スタッツ :

<7700pt>  MMY
シーバス5000pt×1
カサゴ300pt×8
クロソイ300pt×1
ベラ0pt×3
<4100pt>  KING
シーバス3000pt×1
シーバス1000pt×1
希望のメバルバラシ100pt

 

遠征成功か!?

初日の藻島、3日目の馬渡島はほぼボウズ。

神集島で二人ともなんとかシーバスを仕留めた。

釣行時間に反して魚が少なすぎる遠征であった。

KINGが言っていたけど、今回のシーバスの釣果は

今までそれほど釣果実績がないから今回は遠征成功になる。

次回以降はシーバス単体だと厳しくなる。

まさにその通り。

実際今回は「釣れると思っていない」前提で遠征している。

少し季節が早いし、3年前の平戸遠征も散々だったから。。。

その前提の中でシーバスを釣ったのは勝利と言ってもいいだろう。

欲を言えば、早くあの場所にたどり着いていれば、もう少し釣果を伸ばせたかもしれない。

そして、天気には恵まれた。神集島で一瞬だけ雨模様になっただけだった。

毎回思うけど、この時期はまだ肌寒いことを忘れてはいけない。

荷物を減らすために薄着にしてしまいがちだけど、

ちょっとした上着と暖かめのインナー1枚は持っていこう。

忘れてはならないのは渡船。

MMYは”船の揺れ”、”重い荷物を持った崖登り”というトラウマを抱え、

もう乗らなくていいかも。

今回の経験したということが大きな財産になることでしょう。

最終日の夜は楽しかったな。

毎回やりすぎてしまってる感はあるけど、飲みの耐久力までもKINGとほぼ同じ。

それだけに止まらない。お金使っちゃうけどしょうがないよね(笑)

これに懲りずまたお付き合いください。

佐賀遠征 完結