初心者が磯に行くとどうなる?の巻【釣行記】

釣行No.012 2015/10/18

初めて体験した磯釣り!スニーカーで行っては行けない場所だ(笑)

初心者が磯に行くとどうなる?の巻
登場人物:T-ZO、MMY 2名
 
(KING氏は欠席のため、今回はエキシビジョンマッチとする)

釣行前

1週間前はピーカン予報だったのに、前々日から雨。。。

しかし、そこは我らがGriffon Fishing Club!

いい感じの天気予報に復活!

目指すは神奈川は三浦半島。我々GFC未開の地である。

しかも今回は地磯を攻める。

果たして何が釣れるかな~。

ワクワクしながら眠りの浅いMMY、前日の夢。

でかいカワハギが釣れた!

でも人間が触ると犬になる。。。

さばくとマグロのような赤身。めっちゃうまい。

なんのこっちゃ(笑)

10/18(日) 2:00 出発

T-ZOカーにて出発。

首都高、横横道路(横浜横須賀)を乗継ぎ、まあ房総半島よりは近い。

4:30 探検隊

三浦半島の港に到着。

近くにはマグロで有名な三崎港があり、ほとんどの釣り人は三崎港に向かうのであろう。

今でこそgoogle map様でなんとかなるが、ここは港の入り口がわかりにくい。

ちょうど同じ釣り場へ行く車が前を走っていて、運良くたどり着いた感じ。

辺りは真っ暗。土地勘もない。



「え~!もう、海~~!!」


と急に現れた海に驚く我々。

さて、港に着いたが、ここから磯への移動が待っている。

ネットによると港から10分程度歩くと磯へ到着するらしい。

辺りは真っ暗。初めて行く場所。

重い釣り道具を両手に抱え、ヘッドライトの明かりを頼りに足場の悪い岩場を歩く。

これが思ったよりも10倍大変。

途中、行き止まり、

ぬかるみの湿地帯を超え、海の川を渡り、

“川口浩探検隊”よろしく進んでいくのだ。(古っ)

5:00 圧倒

想定以上、30分かけてやっと着いたポイント。

先客の邪魔にならないように相当奥まで来た。

辺りは次第に明るくなってきた。

大自然の磯に圧倒される。

こんな所で釣りが成り立つのか。

スニーカーで来てはいけない場所だ。

準備を始めると日が昇る。

今回はT-ZOが配合したコマセを使い、遠投カゴでちょっと沖を狙ってみる。


ん?


気が付くと後ろににゃんこ。

2匹いる。

奴らは釣った魚のおこぼれをもらいに来るのだ。

準備しているところからニャーニャーうるさい。

そしてエサのオキアミブロックをかじる。



「ちょっと待ってろ!今釣ってやるから!」


MMY第1投。不発。

第2投。

根掛かり アンド ラインブレイク。

「!!!」

海の中にある沈み根に掛かってしまった模様。

早くもウキとカゴがなくなる。トホホ。

T-ZOが立つ岩場。大波が来るとここまで波が押し寄せる。

T-ZOは濡れた。。。

6:00 釣り堀

速攻でカゴをLOSTしたMMYはふてくされて辺りを散策。

なんと大きな潮だまりを発見した!

なんか大きい魚がいる!

ヤツを釣ってやるわさ。

ガン玉と針のシンプル仕掛けでぶっ込む。


「フィーッシュ!」

ニシキベラ

ニシキベラ(6:25) トロピカル~♪ 【0PT】

ササノハベラ

ササノハベラ(6:29) 定番 【0PT】

キヌバリ

キヌバリ(6:33) ハゼの仲間 【0PT】

この潮だまりは釣り堀かっ!

わずか8分の間に3匹。

※にゃんこが美味しくいただきました。

7:00 集中

釣れた感触を味わったMMYは満足して本業のカゴ釣りへ戻る。



「さあ、クロダイよ、イナダよ、かかって来なさい」

難しい・・・。

うねる波。

こいつはウキごと飲み込み、ウキの沈みがわからない。

糸フケ。

ラインが少しでもたるむと、下の岩場に引っかかってしまう。

こまめにリールを巻く。

リールを巻くと当たり前だけど、手前に戻ってくる。

回収。エサ入れ。キャストを繰り返す。

気を抜くと波が襲ってくる。

濡れる位ならまだいいが、波に飲まれたらそれは死を意味する。


集中

後ろではにゃんこが「エサはまだか」とニャーニャー。

「うるさいっ!」

と言ったかどうかは忘れたが、

にゃんこ達は
「こいつらの後ろにいてもエサが来ないニャー」
と吐き捨てて去っていった。

しかし、さっきの釣り堀では釣れたベラ達も、ここでは釣れない。

当たりがあったような感触もあるが、のらない。

本当に当たっているかは定かではない。

隣ではT-ZOが俺と同じ沈み根に根掛かっている。

切れた。

俺と同様、ウキとカゴをLOSTである。。。

8:00 決断

そして行き着く先はやっぱり釣り堀。
ベラ

オハグロ?ササノハ?ベラ(8:09) 【0PT】

ここで我々は決断に迫られる。

この難易度の高い釣り場を放棄して、港の湾内に戻る。

来た道を帰らねばならないので道具は完全に一旦片付け。

超めんどくさい。

「まあ、磯の雰囲気は味わったから戻るか」

そうです。ヘタレですが何か?

9:00 トリプルA

港湾内

先ほどまでとは真逆に落ち着いた海。

そして思う。



「コンクリートって素晴らしい。」


安全。安定。安心のトリプルA。

どうやら湾内は時間の流れが止まっているようだ。

さんさんとした太陽のもと、ファミリー客と一緒に釣れない糸を垂らす。

ゆっくりした休日。そんなひととき。

わかっていたけど湾内は釣れる気配なし。

コマセも効かず。エギもダメ。

唯一、俺の竿にナメクジサイズのハゼがかかる。

これはキャッチする前に落っこちて消えていった・・・。

11:30 納竿

千葉の大東港以来の手応えのない釣り。

結局釣り堀で釣った魚のみとは。。。



【本日の釣りタイム 5:00~11:30 6.5時間】


帰りに本牧海釣り公園に寄っていくかと話したが、

イワシを釣ってもしょうがないということで、あきらめる。

もっと早くに移動すればそれなりの釣果があっただろうに。

まあ今回は初めての磯。

なかなかスリリングな体験をさせてもらいました。

まだまだ我々では太刀打ち出来ない大自然との戦い。

当分磯には行かなくていいかもね。

14:30 帰宅


磯の爪あとで靴は泥だらけ(笑)